5~6歳を過ぎてくると足も大きくなって、男の子なら「かっこよくて速く走れる靴がいい!」なんて言ってくる時期ですよね。
そんなとにかく速さを求める子にピッタリなキッズシューズがアシックストップスピード。
お子さんがかっこいい見た目に満足するだけでなく
と、男の子の活発な動きにしっかり対応して子どもの足を守りながら「速く走る」をかなえる機能が搭載されたモデルなんです。
について写真付きで詳しく解説します。

他にアシックスの子ども靴「スクスク」にどんなモデルがあるか一覧を見たい方はこちらの記事にまとめています↓
関連記事アシックスの子供靴「スクスク」ベビー・キッズシューズ全種類まとめ
アシックストップスピードMINIの製品特徴
アシックストップスピードは2015年に販売開始したモデルで『運動会でより速く、よりかっこよく走るため』に開発されたシリーズ。


そんなコンセプトが!!
たしかにうちの息子も幼稚園年長のときの運動会でリレーに命かけてたな。笑
5~6歳くらいになると『速く走る』は全男の子のあこがれですよね。
マラソンシューズの軽さと、陸上短距離用スパイクシューズの推進力を併せもっているのが特徴の一足です。
商品詳細は以下のようになっています。
モデル名 | アシックス トップスピードMINI |
品番 | 1144A020-200 |
カラー | |
サイズ展開 | 16.0〜22.0cm(0.5cm刻み) |
素材 | 本体=人工皮革・ポリエステル アウターソール=ゴム底 |
原産国 | インドネシア・カンボジア |
幅・ラスト | STANDARD(2E相当) |
その他 | ・かかと部に脱ぎ履きに便利なループを配置 ・かかと部にリフレクター(反射材)あり ・かかとを包み込む立体的な中敷 ・抗菌・消臭効果、汗を吸収・拡散するインナーソール |
速く走るためのアウトソール構造
トップスピードのアウトソールはこのようにラバースパイク(ゴム製の突起)がついていて、高いグリップ力とキック力を生み出します。

他にも
- つま先側全体にあるY字状の構造で多方向にエッジが効く
- 2か所の溝で足の動きに沿って曲がりやすい
という特徴があり、まさに速く走るために考え抜かれたアウトソール。
ミッドソール(靴底表面と中敷きの間)の素材には軽量スポンジ素材「SOLYTE」が使われていて、軽さとクッション性を両立しています。
2本のクロスベルト
トップスピードの一番特徴的な構造が、互い違いになっている2本のクロスベルト。

内側と外側の両方から締めることで足とシューズの隙間を減らして高いフィット感を得ることができます。
エナメル×メッシュの男子心をくすぐるデザイン
もう一つ見た目で特徴的なのがピカピカのエナメル(人工皮革)素材。
こちらは子どもが喜びそうな見た目だけではなく、側面に補強として大きく使われていることで走るときに足が横ぶれせず前に踏み出しやすいように設計されています。
アッパーに大きくメッシュ素材が使われていて通気性も抜群。

エナメル×メッシュのデザインも男子心をくすぐります。
アシックストップスピードMINIを実際に履いてみたレビュー
ここからはアシックストップスピードMINIを実際に履いてみた感想を写真多めでレビューしていきます。

購入したのはアシックストップスピードシリーズのなかでも、3~7歳を対象にした「PRESCHOOL」シリーズのトップスピードMINI-ZERO 3。カラーはブルー×オレンジです。

男の子向けのブルー系やゴールド系以外にも、ミントグリーンなど女の子が履いても違和感がないカラーリングも出ていました◎

トップスピードMINIを選んだ理由
息子が6歳の年長さんのときに購入したんですが、「次はめちゃくちゃ速く走れる靴がいい!」とのことで、実際にデパートに靴を見に行って子ども本人が気に入ったのが選んだ理由です。

ピカピカしたエナメル素材と疾走感のあるカラーリングで、速く走りたい男の子が好きそうだな〜という感じですが、購入後に調べてみると実際に「運動会で速く走りたい子向けのモデル」ということで納得!
アシックスのスポーツシューズの機能がふんだんに盛り込まれているので、「速く走れてかっこいい靴がいい」子ども自身のニーズも満たしつつ、デザインだけでなく活発な時期に品質面でも安心して履かせられるアシックスの子供靴ということで親も納得して選ぶことができました。
見た目は派手でややシーンを選ぶ
アシックストップスピードMINI-ZERO 3は、今回選んだブルーの他に蛍光イエローとゴールド×ブラック、レッドがあるんですが、どれもなかなか派手なデザイン!
店頭に並んでいたトップスピードとTR.RUNNERで迷ったんですが、本人が選んだのはピカピカして青くてかっこいいという理由が大きかったと思います。
幼稚園に履いて行くと男の子のお友だちからかっこいいって言われた~と喜んでいました!

本音を言いますと……
親としては一足で幼稚園からお出かけまでどんな場面でも使いたかったので、本当はもう少し服装に合わせやすいデザインがよかったかな。
そういう意味では、アシックス「レーザービーム」が親子で満足できるカッコよさです。
ネットで購入する場合は、親の好みで選んでからお子さんに「これどう?かっこいいよね!」と見せることをおすすめします!笑

互い違いの2本ベルト、フィット感はいいがやや履きづらい
トップスピードMINIの大きな特徴が両方から締める2本のクロスベルト。

上のベルトはこのように折り返す形になっていて、しっかり締まるけどやや足入れがしにくい構造です。


布地の厚みが結構あるので、幅広足のお子さんには足入れ時にきつく感じてしまうかも。
次に気になるのが下側のベルト。

履くときに緩めておいて足を入れたあとに甲部分がフィットするようにしっかり留められるので
- とにかく速く走りたい子
- 甲が薄めの子
には嬉しい構造かなと思います。
毎回開け閉めするのが面倒じゃない?と思ったんですが、靴の形に添うようにゆるめに留めておけば特に履くときにキツく感じることもなさそうだし、普段歩いたりちょっと走ったりするくらいなら上ベルトの調整だけで特に問題ないです。
軽い
定番のアイダホシリーズと比べてアウトソールもとてもしっかりしていてなんとなく重そうに見えますが、とても軽いです!
息子も最初に履いたときに一番に「この靴、軽っ!!」と言っていました。

物理的な重量だけじゃなく、トップスピードの靴底はキック力を効率よく地面に伝え前方へ踏み出しやすい構造になっているそうなのでその点でも足運びが軽く感じるんだと思います。
アシックストップスピードMINIのサイズ感
トップスピードを購入したい!という方が気になるのはサイズ感とサイズ選びですよね。
トップスピードMINIは2E相当のSTANDARDのウイズ(足囲)で、標準的な足幅のお子さんならつま先に1cmの余裕(捨て寸)ができるようなサイズ感で購入するのがおすすめです。
表記サイズと実際の靴の長さはメーカーによってそれぞれ違いがあるんですが、アシックスはどのモデルも「表記サイズ+0.5cm=中敷きの長さ」。捨て寸1cmを選ぶためにはお子さんの足のサイズ(足長)より0.5cm大きいサイズを選びましょう。
甲高幅広足のお子さんならアッパーのフィット感を優先してさらにワンサイズ(+0.5cm)アップ、冬場などで厚手の靴下を履く場合にもワンサイズ大きめをおすすめします。
今回、足長18.8cmで標準〜やや幅広の息子には+1.0cmで20.0cmのサイズを選びました。

表記サイズ20.0cmのインソールを実際に測ってみると20.5cm(表記サイズより+0.5cm)で履き初めの捨て寸は「1.7cm」。
全体的な印象としては今まで履いていた1本ベルトタイプのアイダホミニKT-ESと比べて、やや細めかなぁと感じたのでいつもよりやや大きめを選んでちょうどいいサイズ感でした。

サイズ選びで迷う際は、つま先が余りすぎない程度に大きめのサイズを選ぶときつくて履けないということはないかなと思います。
アシックストップスピードMINIの口コミ評判
アシックスの子供靴スクスクの「トップスピードMINI」について、実際にお子さんに履かせた方の口コミを調べてみました。
3歳〜小学生まで幅広くファンが多く、特に「軽い」「かっこよくて子どもが気に入っている」「幅広甲高でも履ける」という意見が多く見られました。

キッズシューズになると「ひも+ベルト」のタイプが増えるので、2本ベルトで甲の高さに合わせて固定できる点も高評価!
一方、ネガティブな口コミとしては以下のようなものがありました。
アシックスの靴はニューバランスなど他のメーカーと比べて捨て寸が0.5cmと少なめにとってあるので、お子さんの足長と同じサイズを選んだり、他メーカーからの買い替えでサイズアップすると「キツくて履けない」ということにも。
具体的なサイズ感は先ほど紹介しましたが、「足に合うか不安……」という方は返品可能なショップや試着サービスを使ってフィット感を確認してから購入するようにすると安心ですね。

Amazonプライム会員なら一度に4点まで選んで自宅で試着できる「Try Before You Buy」というサービスが無料で利用できておすすめです!
まとめ:アシックストップスピードMINIのサイズ感などをレビュー
アシックストップスピードMINIのサイズ感や実際に履いてみたレビューを詳しく紹介しました。
トップスピードMINIは他のアシックスキッズシューズ「SUKUSUKU」と同じく表記サイズよりインソールが0.5cm大きいサイズ感になっているので、標準的な足幅ならお子さんの足長より0.5cm大きいサイズを、アッパーのフィット感がやや強めに感じたのでやや幅広なお子さんにはさらにワンサイズ大きい「+1.0cmのサイズ」を選ぶのをおすすめします。

いつもの定番のアイダホMINIよりやや細めに感じたので、サイズ選びに注意です。
いつもは主に私がネットで選んで本人に確認することが多かった靴選び。
「次は速く走れるかっこいい靴がいい!」という本人の要望のもと選ばせたので購入したときは正直「うわー、派手なだけで機能面イマイチだったらどうしよう」と思いましたが(すみません)、子ども靴ながらアシックスのスポーツシューズとして培ってきた技術がちりばめられたとても高機能な一足でした。
見た目もただピカピカしているだけじゃなくて洗練されたフォルム、デザインでかっこいいです!

定価は7,370円(税込)でスクスクシリーズのなかでも高価なモデルですが、Amazonや楽天市場だと10〜20%ほど安く購入することができるのでぜひ下のリンクからチェックしてみてください。

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