アシックスのキッズシューズ「スクスク」をはじめて購入するとき、悩むのがサイズ選びですよね。
という疑問に、わかりやすく解説していきます。
結論から言うと、アシックスのキッズシューズは捨て寸0.5cmを含んだサイズ感になっているので、サイズどおりで買ってしまうとすぐにサイズアウトに。
つま先には0.5〜1cmの余裕がある状態がよいと言われているので、適度な余裕(=1.0cm)をもたせて履き始めるためにはお子さんの足のサイズ(足長)より0.5cm大きいサイズを選ぶのがおすすめです。
また、キッズシューズで人気のニューバランスと比べてアシックスは小さめのつくりになっていることも「アシックスは小さい」と言われる理由。
他メーカーからの買い替えで注意したいサイズ感の違いについても本文で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
アシックスキッズシューズ「スクスク」のサイズ感は+0.5cm
アシックスキッズシューズ「スクスク」は、表記サイズに対してインソールが+0.5cmで「0.5cmの捨て寸」を含んだサイズ感となっています。
私が今まで測定してきたアシックススクスクのサイズデータがこちらです。
スクスクモデル名 | 表記サイズ | インソールの長さ |
コンフィFIRST | 13.5cm | 13.9cm(+0.4cm) |
アイダホBABY | 14.5cm | 15.0cm(+0.5cm) |
アイダホMINI | 16.5cm | 17.0cm(+0.5cm) |
ミクトMINI | 18.0cm | 18.5cm(+0.5cm) |
アイダホMINI KT-ES | 19.0cm | 19.7cm(+0.7cm) |
トップスピードMINI | 20.0cm | 20.5cm(+0.5cm) |
モデルによって多少の差はあるものの、アシックスのキッズシューズの実際のサイズは表記サイズ+0.5cmで覚えてもらってOKだと思います。
アシックスキッズシューズ「スクスク」は標準的な足幅のつくり
アシックススクスクシリーズは足幅をあらわす『ウイズ(足囲)』がスタンダード(2E相当)で標準的な足幅向けのつくり。
一部のモデルは足幅狭めのナロータイプ(E以下相当)
ニューバランスの313シリーズやムーンスターなど3Eモデルを展開しているメーカーもありますが、アシックスは特別に甲高幅広な足のお子さん向きのモデルはなく全体的に細身な印象があり「小さめ」と言われる理由のひとつになっています。
アシックスキッズシューズのこだわりに下の項目がありますが
甲部分やかかと部はしっかりフィットさせて、つま先は足指を動かせる広めの空間が確保された、子どもの足に最適な設計になっています。
甲部分や履き口部分がやや細め・小さめに感じるのは、子どもの不安定な足をしっかりと固定するためとも言えます。
とはいえ、アシックスキッズシューズ「スクスク」には3E相当のウイズの展開がないので、特に甲高幅広のお子さんには靴の形が合わない可能性があります。
アシックスキッズシューズ「スクスク」のサイズの選び方
アシックスキッズシューズのサイズ感がわかったところで、実際にどのサイズを選べばいいのか具体的にガイドします。
- お子さんの足のサイズを測る
- 【ウイズE〜2Eの場合】捨て寸が1cmになる靴のサイズを選ぶ
- 【ウイズ3E以上の場合】さらにワンサイズアップで試してみよう
- きゃしゃな足のお子さんには幅狭め・甲低めのモデルも
お子さんの足のサイズを測る
お子さんの足のサイズ、足長と足囲を測ります。
測り方についてはアシックスの足のサイズ測り方・シューズサイズ表をご参考ください。
足のサイズ計測シートのダウンロード/シートを使った足のサイズの測り方はこちら
【ウイズE〜2Eの場合】捨て寸が1cmになる靴のサイズを選ぶ
キッズシューズはつま先に0.5〜1cm余裕のある状態が適切といわれているので、できるだけ長く履けるよう『捨て寸1cm』になるサイズを選ぶのがおすすめです。
ウイズ(足囲)がE〜2Eの細め〜標準タイプのお子さんの場合は、下の表に当てはめて適切な靴のサイズを選んでください。
\サイズ早見表/
お子さんの足のサイズ(足長) | 捨て寸1cmになるインソールの長さ | 選ぶ靴のサイズ |
11.5 | 12.5 | 12.0 |
12.0 | 13.0 | 12.5 |
12.5 | 13.5 | 13.0 |
13.0 | 14.0 | 13.5 |
13.5 | 14.5 | 14.0 |
14.0 | 15.0 | 14.5 |
14.5 | 15.5 | 15.0 |
15.0 | 16.0 | 15.5 |
15.5 | 16.5 | 16.0 |
16.0 | 17.0 | 16.5 |
16.5 | 17.5 | 17.0 |
17.0 | 18.0 | 17.5 |
17.5 | 18.5 | 18.0 |
18.0 | 19.0 | 18.5 |
18.5 | 19.5 | 19.0 |
19.0 | 20.0 | 19.5 |
19.5 | 20.5 | 20.0 |
20.0 | 21.0 | 20.5 |
20.5 | 21.5 | 21.0 |
21.0 | 22.0 | 21.5 |
21.5 | 22.5 | 22.0 |
\選んだサイズに対応するシューズをこちらからチェック/
◾️11.5〜13.5cmは『FIRST』シリーズ
歩きはじめの約3ヶ月
◾️13.0〜16.0cmは『BABY』シリーズ
ペタペタ歩きの約3歳まで
◾️16.0〜22.0cmは『PRESCHOOL』シリーズ
約3〜7歳まで
【ウイズ3E以上の場合】さらにワンサイズアップで試してみよう
ウイズが3E以上のお子さんの場合は、足の長さより足幅にあわせるのが大事!足幅に合わせてワンサイズ(+0.5cm)アップして試してみましょう。
かかとを合わせてベルトなどで甲部分をしっかりフィットさせることで前滑りせず履くことができます。
きゃしゃな足のお子さんには幅狭め・甲低めのモデルも
アシックスは幅狭めの足に合わせたモデルが用意されています。
幅広足のお子さんも多いけど、「幅が細くて合う靴がない」というパターンもあるのでそういうときにはアシックスの細めタイプがおすすめです。
◾️メティッドBABY(旧称:メキシコナローBABY)
◾️メティッドMINI(旧称:メキシコナローMINI)
メティッドシリーズはウイズE以下に対応
◾️ティアラMINI
ティアラの場合ウイズはスタンダード(2E相当)で、甲が低めの足型を使って作られています。
コメント